AKARI Tech Blog

燈株式会社のエンジニア・開発メンバーによる技術ブログです

AI・機械学習

ローカルLLMはポケモンのタイプ相性を理解できるか?|初心者におすすめなLLMモデルを比較

こんばんは!Tech blogの時間がやってまいりました。 DX Solution 事業本部 Dev の許が担当いたします。 GPT-5が発表されて1ヶ月。皆様使っておりますでしょうか。 開発者及び利用者として使っている立場からすると、 「うおおおGPT-5最強!さすが最先端のAI…

「昨日の失敗」を覚えているAIの仕組みとは?: 自己進化するAIエージェントの記憶と忘却のしくみ

LLMのイメージする自己進化するAIエージェント はじめに 本記事のポイント 本記事で調べること AIエージェントにおけるメモリ MemoryBank Mem0 MemoryBank vs. Mem0 「昨日の失敗」を覚えているAIはどのように実現できるのか? 最後に 参考 We’re Hiring! は…

LLMOpsツール比較:Weave vs Langfuse ― 導入のしやすさと実装の違いを探る

みなさん、こんにちは。今回の AKARI Tech Blog は、DX Solution 事業本部 VPoE の丸尾が担当します。 みなさん、LLMOpsやっていますか?LLMOps という言葉を初めて聞いた方でも、プロンプトエンジニアリングは耳にしたことがある方も多いのではないでしょう…

オープンデータからガウス過程回帰で地盤の硬さを予測してみた

こんにちは、DX Solution 事業本部 Devの岡内です。 今週のAKARI Tech Blogを担当いたします! 本記事では、ガウス過程回帰(GPR: Gaussian Process Regression) を用いて、既存の地盤調査データから未知の地点における地盤の硬さ(N値)を推定するシステム…

Context Engineeringってなんで流行ってるの?

コンテキストエンジニアリング(Context Engineering)について、概要と流行するに至った経緯を書いた記事です。 プロンプトエンジニアリングと比較しての優位性、AIエージェントの台頭との関連性、コンテキストエンジニアリングの実際のlangchainコード例も…

独自プラットフォームで学習画像を自動生成しSim2Realを実現

皆さんこんにちは! 今週のAKARI Tech Blogは、DX Solution 事業本部 Dev Nebulaの黒川が担当します。 今回は「独自プラットフォームで学習画像を自動生成しSim2Realを実現」についてお伝えしようと思います! 機械学習モデル、特に画像認識モデルの精度を上…

SciPy 2025 カンファレンスレポート

こんばんは! 今週のAKARI Tech Blogは、DX Solution 事業本部 Dev の小山が担当いたします。 今月上旬に昨年のSciPy 2024に引き続き、今年もアメリカで開催されたSciPy 2025に参加してきました。現地の様子をこのレポートで伝えたいと思います。 SciPyにつ…

【PMBOK】不確実なAIプロジェクトを成功に導くコミュニケーションとステークホルダーマネジメントの実践

こんにちは! 今週はDXソリューション事業本部 Devグループ の小澤が担当します。 DXへの注目が高まる昨今、多くの企業がその中核を担うテクノロジーとして、AIプロジェクトの立ち上げや推進に力を入れています。しかし、従来のソフトウェア開発とは異なる特…

Elasticsearch + pgvectorで1000万ファイルに対してハイブリッド検索をする

こんにちは!今週はDXソリューション事業本部 Devグループ の藤野が担当します。 「1000万件を超える膨大なファイル群から、いかに低コストで、かつ高精度に必要な情報を取り出すか?」 RAGシステムを運用・開発する上で、データ数に伴うコストと精度がネッ…

ドメイン・業界特化RAGのためのモデル学習

みなさんこんにちは。燈株式会社CTOの三澤です。今回は、ドメイン・業界特化の検索拡張生成(Retrieval Augmented Generation: RAG)システム構築における言語モデルの学習について紹介します。この記事は、ドメイン特化のRAGシステム構築に興味のあるAIエンジ…

Pythonで3次元CGを作りたい人のためのPyVista入門

こんばんは! 今週のAKARI Tech Blogは、DX Solution 事業本部 Dev の小山が担当いたします。 本日は、Pythonで3次元CGを作りたい人のためのPyVista入門と題して、Pythonで3次元CGを作成する方法についてお話しします。 本記事はPyconJP2024で筆者がトークし…